代表挨拶
「Real(リアル)」は「本物」を意味します。
正しい技術を身につけ、正しい方向に努力し、「本物」の野球選手を目指してほしい思いから、今回「Real」を立ち上げました。
「本物」とはどういうことでしょうか。
プロの選手がすばらしいパフォーマンスを発揮できるのは、基本を大事にしているからです。
日米を通じてさまざまな選手を間近で見て、指導に携わってきましたが、キャッチボールが下手な一流選手はいません。
長い時間をかけて反復練習した基礎となる土台があって、高い技術があるのです。
またプレーだけでなく、周囲への感謝を忘れず、自分にも相手にも挑戦できる強い心を兼ね備えた選手が「本物」と言います。
これまで、誤った方向に努力する子どもをたくさん見てきました。
小中学世代には”勝利至上主義”が蔓延し、指導が監督コーチの自己満足になっているケースもあります。
もっとも伸びる時期に適切な指導を受けられないことほど、悲しいことはありません。
若いうちからしっかりとした基礎を身に付け、その意味を理解しておけば、自分で考え、修正する能力が鍛えられます。
それは野球を通した人間形成、社会への対応力といった「生きる力」にもつながります。
個人指導のシステムですが、教えるという一方通行ではなく、保護者のみなさんと密にコミュニケーションをとって協力しあうことで、さらなる成長が期待できます。
「本物」を目指す子どもたちにとって、かけがえのないパートナー。
それが「Real」の存在意義です。
Real・Baseball・Academy「リアル・ベースボール・アカデミー」代表 熊澤とおる